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子どもの思いに寄り添って
子どもの興味を広げる
保育をしていきたい。

堀口真愛

※掲載内容は取材時点のものです

堀口 真愛さん

Mana Horiguchi

常磐会学園大学 国際こども教育学部
2023年3月卒業

関西福祉科学大学高等学校 出身

勤務先

社会福祉法人 なみはや福祉会
大阪市立平野西保育所[大阪府大阪市]

昭和23年に設立。平野区の歴史ある保育所で、地域の方に愛されてきました。平成19年に大阪市より委託を受け、社会福祉法人 なみはや福祉会による運営に。子どもの最善の利益を保育理念とし、子どもと同じ目線で保育を行っています。今後も平野の地に根ざし、愛情いっぱいに子どもを育てていきます。

大学時代

大学 実習で保育者のあり方をじっくり考え、保育の道へ。

実習で保育者のあり方をじっくり考え、
保育の道へ。

大学時代、グループワークの授業が多く、社会科の指導法を学ぶ授業で、ペープサートを使って法律を覚えるなどユニークでした。実習サポートも細やかで準備万端で臨めました。実際の保育の現場では、先生方による声かけや子どもに接するときの座る位置まで、すごく考えて保育をされていることに驚きました。それをきっかけに、さらに学びを深めたいと保育所でアルバイトをするなど、保育者としての心構えができました。3~4回生の専門演習(研究室:ゼミ)では、4人のメンバーでセリフを考えて劇を作ったり、演奏会をしたりと、思い出に残っています。

今

子どもの声や動きを見逃さず、ていねいな保育を。
子どもの声や動きを見逃さず、ていねいな保育を。

子どもの声や動きを見逃さず、
ていねいな保育を。

現在は1歳児クラスを担任。体操では子どもがリクエストする曲を使ったり、子どもが口ずさんでいた曲を一緒に歌ったりと、子どもの声に応えることを大事にしています。また、靴を一人ではけるよう、服の脱ぎ着も一緒にやるなど、生活面でできることが増えるように導いています。だんだん、いろいろなことができるようになっていくのを見ると感激しますね。こうした保育ができるのも、常磐会で子ども一人ひとりに合わせた保育を学んだからだと思います。今後も、子どもの思いに寄り添い、興味を広げる保育をしていきたいです。

保育の現場での、今の努力を実らせ、
自分らしい保育ができるように。

現在は入職1年目で、一緒に担任を受けもっている先輩から、さまざまなことを教えていただいています。課題もたくさんありますが、さらに経験を積み、自分自身でしっかりと判断ができるようになりたいです。今後も、子どもの体調や様子をしっかり見て、保育を安心して任せてもらえるよう、がんばっていきたいと思っています。

未来

未来
MESSAGE

MESSAGE

未来の後輩へのメッセージ

学生も教員も明るく楽しい常磐会で学べば、
子どもの笑顔から
パワーをもらう未来につながるはずです!

校長先生インタビュー

INTERVIEW

所長阿形千景先生

社会福祉法⼈ なみはや福祉会
⼤阪市⽴平野⻄保育所

所長 阿形 千景 先生

子どもの成長に驚き、心から喜べる。
保育者はやりがいあふれる仕事。

保育者は、子どもの命を預かる重大な責務がありますが、成長をそばで見守れる尊い仕事です。保育所では0歳から5歳までの乳児・幼児の保育に関わりますが、特に低年齢の子どもの成長は目を見張るものがあります。昨日までハイハイだったのに、立って歩き出すといったドラマを間近に見られるのは楽しいものです。また、保育者は、保護者の最大の援護者。子育てを応援するためにどうすればいいか考えることもやりがいがあります。保育の現場では、多くの常磐会卒業生が活躍されていますが、皆さん、子どもへ接する姿勢が優しくあたたか。大学・短大時代に、教員の方から愛情たっぷりに指導いただいたことを、保育の現場で子どもに返しているのでしょう。素晴らしいことだと感じています。

MESSAGE

高校生の皆さんへ
保育者には、保育の専門知識、ピアノや造形の技術はもちろんですが、何よりも人間性が重要です。保育は、一つの視点ではなく、さまざまな角度から子どもを見ることが求められます。そのためにも、本や映像などなんでもいいので、いろいろなものを見たり聞いたりしましょう。多角度から物事を考えることで人間性を高めれば、子どもへの関わりにもよい変化があらわれるはずです。
所長阿形千景先生

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