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教育⽬的・目標
大阪常磐会大学
(現:常磐会学園大学)
教育研究上の目的・基本組織に関すること
目的(学則 第1条)
学校法人常磐会学園は、校是として「和平 知天 創造」の理念を掲げている。本学における建学の精神はこの理念を基とし、教育基本法、学校教育法及び児童福祉法の規定に従い、国際化・情報化等の社会の変化に対応し、共生社会を担う教育や保育の専門家としての資質と見識を養うことを目的とする。
学部、学科の教育目的(学則 第3条 第2項)
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地域に愛着と誇りを持ちながらグローバルな視野に立ち、国際社会に貢献できる人
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人間尊重を基盤に、豊かな人間性を育てる人
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コミュニケーションを通じて適切な行動ができる人
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乳幼児・児童・生徒の発達の特性を深く理解し、一人ひとりの個性に応じて効果的な指導ができる専門性を有する人を育成する。
大阪常磐会大学短期大学部
(現:常磐会短期大学)
教育目的(学則 第1条)
本学は教育基本法、学校教育法及び児童福祉法に則り、豊かな情操、高い知性と教養を身につけた女性の育成と、併せて保育者としての資質を高めることを目的とする。
幼児教育科における人材の養成に関する目的、その他の教育研究上の目的(学則 第3条)
生きることの大切さと生きることの喜びをすべての人びとと共有できる豊かな感性と、子どもたちの健全な心身の発達を支援するために必要な確かな知識を身につけた専門的職業人の養成に資する教育研究を行う。
3つのポリシー
大阪常磐会大学
(現:常磐会学園大学)
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
本学の目的である、人間愛に基づく国際的な視点と子どもや地域の人々への教育的な愛情を基盤とした教育者・保育者の育成と、使命感、温かい子ども理解、専門的な知識技術を備えた実践的指導力を有する教育者・保育者の育成を十分理解するとともに、次のような、知識・技能・態度の修得を望む学生を求めています。
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高い使命感と指導力を有する教育者・保育者を目指す人
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子どもの発達の特性を理解し、個々に応じた指導力の修得を目指す人
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子どもたちに豊かな環境を提供したいと願う人
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教員と子ども間を始め、あらゆる人間関係におけるコミュニケーションを通じて、適切に行動できることを願う人
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
子どもを取り巻く環境には、家族間や地域の人間関係の希薄化、インターネットへの過剰な依存等、子どもの健全な育成の妨げとなる要因が多く存在する。本学の位置する大阪は、在日外国人や外国文化の影響を受けて育ってきた幼児・児童、保護者が多いことから、何よりもまず、教育活動を主導する教員・保育士自身に、適切なコミュニケーションを行なうことができる能力が要求される。学士課程教育において、人間性及び社会性を育む教養教育と21世紀の子どもの教育、保育に当たる全ての教員・保育士に必須のスキルであるという認識のもとに、多文化社会に必要な語学力と情報活用力に強い教員・保育士を養成し、さらに専門的知識を体系的に身につける。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
地域に愛着と誇りを持ちながらグローバルな視野に立ち、国際社会に貢献できる人材であり、人間尊重を基盤に豊かな人間性を育てる人材と様々な人間関係におけるコミュニケーションを通じて適切な行動をとることができる人材である。さらに、乳幼児・児童・生徒の発達の特性を深く理解し、一人ひとりの個性に応じて効果的な指導ができる専門性を有する人材である。
大阪常磐会大学短期大学部
(現:常磐会短期大学)
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
本学は、豊かな情操を具え、高い知性と教養を身につけ、保育者としての高い資質を有する人材の育成を教育目的としています。従って、次のような姿勢で修学できる学生を求めています。
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本学の教育目的を理解し、教育課程に沿って学習に励み、自己研鑽に努めることができる。
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ひとに対して思いをめぐらせることができる心をもち、保育者としての責任と使命感をもって乳幼児の心身の健やかな成長を扶けることを目的としていること。
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社会の一員であることを自覚し、その責任を果たすために、幅広い教養やコミュニケーション能力などの基礎能力と保育者としての専門的知識・能力を培うことができる。
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本学の修学に必要な高等学校等における基礎的な学力を有していること。また、保育者としての専門的な技能として、音楽(歌唱、演奏)表現・造形表現・身体(運動)表現の習熟に必要な基礎的な知識・技能を備えていること。
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修学に支障をきたさないように健康管理ができること。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
科目グループ | カリキュラム・ポリシー | 含まれる科目 |
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人権 |
市民として、保育・教育・福祉に携わる者として求められる人権力の育成を目的とした科目を置く。 |
ジェンダーと教育・人権論・人権概論・日本国憲法 |
リテラシー |
言葉や情報技術を用いてコミュニケーションや情報発信ができる力の育成を目的とした科目を置く。 |
基礎演習・文章表現法・外国語(英会話)・外国語(中国語)・外国語(韓国語)・基礎英語・オーストラリア海外研修・情報技術演習A・情報技術演習B・教育情報技術演習 |
保育・教育・ 福祉の理念 |
保育・教育・福祉の基本概念と理念を理解することを目的とした科目を置く。 |
教育原理・教育制度論・教育課程総論・保育原理・子ども家庭福祉・社会福祉 |
保育・教育・ 福祉の実践A |
保育・教育・福祉の方法の基礎を身につけ、自ら実践する力の育成を目的とした科目を置く。 |
キャリアデザイン・幼児と人間関係・幼児教育教師論・幼児理解と保育方法・教育実習(幼)・教育実習指導(幼)・教職実践演習(幼)・保育者論・保育実習Ⅰ・保育実習指導Ⅰ・保育実習Ⅱ・保育実習指導Ⅱ・保育実習Ⅲ・保育実習指導Ⅲ・保育実践演習A・保育実践演習B |
保育・教育・ 福祉の実践B |
保育・教育・福祉の対象に即した援助の方法を理解し、実践できる力の育成を目的とした科目を置く。 |
コミュニティと福祉・特別支援教育(障害児保育Bを含む)・子ども家庭支援論・社会的養護Ⅰ・子ども家庭支援の心理学・乳児保育Ⅰ・乳児保育Ⅱ・障害児保育A・社会的養護Ⅱ・子育て支援 |
心と体 |
子どもの心身のありようと発達を理解し、適切な関わりを身につけることを目的とした科目を置く。 |
出会いの心理学・幼児と健康・保育の心理学・保育相談とカウンセリング・子どもの理解と援助・子どもの保健・子どもの食と栄養A・子どもの食と栄養B・子どもの健康と安全 |
保育内容と カリキュラム マネジメント |
保育内容についての知見を深めるとともに、乳幼児期にふさわしい保育を組み立て、適切な関わりができる力の育成を目的とした科目を置く。 |
子どもと自然(幼児と環境①)・子どもと植物(幼児と環境②)・科学あそび(幼児と環境③)・子どもと絵本・保育内容「健康」の指導法・保育内容「人間関係」の指導法・保育内容「環境」の指導法・保育内容「言葉」の指導法・保育内容「表現」の指導法・保育内容総論・保育の計画と評価 |
表現と運動 |
豊かな実技力と運動能力を身につけ、子どもの表現活動・運動への指導・援助ができる力の育成を目的とした科目を置く。 |
表現の世界・音楽の世界・保健体育講義・保健体育実技・ピアノ演奏法Ⅰ・ピアノ演奏法Ⅱ・音楽表現入門・造形表現入門・身体表現入門・言語表現(幼児と言葉)・身体表現(幼児と表現①)・造形表現(幼児と表現②)・音楽表現(幼児と表現③)・子どもと音楽・あそびと造形・あそびと運動・ピアノ演奏法Ⅲ・ピアノ演奏法Ⅵ |
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
本学の教育方針に基づき、本学の定める授業科目及び所定の単位数を修得し、次のような資質を備えた学生に対して、卒業を認定し短期大学士の学位を授与します。
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社会生活に必要な知識を身につけ、理解している。
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自己・他者・社会への関心を持ち、教養を備えた人間として、生涯を通じて学び続ける姿勢と、社会・環境に働きかける意欲を持つ。
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自ら、あるいは他者との協同の上で設定した課題について、学問領域の研究方法を用いて、分析し考察することができる。
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体得した技術・技能を用いて、口頭あるいは文章によって論理的に表現することができる。
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人権感覚を身につけ、自らの義務を着実に果たし、知識や能力を活かして、社会に貢献できる。
また、教育職員免許法及び児童福祉法に基づき本学が定めた所定の単位数を修得し、次のような資質を備えた学生に対して、幼稚園教諭二種免許状・保育士資格の取得を認めます。
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子どもの育ちとそれを支える保育・幼児教育、子育て支援についての基本知識を身につける。
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保育・幼児教育の職に就く自覚と誇りを持ち、子どもを取り巻く環境に関心を持ち、自ら実践しようとする意欲を持つ。
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日々の実践のなかから課題を見出し、子どもの最善の利益につながる課題解決の方法を考察することができる。
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専門職としての基本技術や技能を体得し、ことば・からだ・芸術・情報機器などを通じて、論理的に豊かに表現できる。
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人間関係を大切にし、協同して物事に取り組みながら、子どもが健やかに育つ社会の実現に向けて行動できる。
本学では、開学にあたって「和平 知天 創造」を校是とし、これをもって建学の精神としました。この校是は、今日的視野から読み解くと、次のようなことを意味しています。
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一人ひとり誇りをもって一日一日をしっかり生きること。
生きているものすべてが互いにやわらぎ、 和み、平和にすごすこと。 -
天命を知ること。
一人ひとり使命を探求し、発見し、自覚すること。 -
創る喜び、共に創り出す喜びを体験すること。
一人ひとりが新しい価値あるものを創り出すこと。
本学の方針に基づいて資質を備えることは、この「和平 知天 創造」を総合的に体得することを意味しています。